ヒロブログ

役者ヒロさんのありふれた日常。しょっぱい試合でスイマセン!!

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ひさしぶりにホラー小説読みました。

ではいつものようにネタバレしない程度の簡単なあらすじを。。

まず「親指さがし」という儀式がありまして。
昔バラバラ殺人で殺された女性の死体のうち、左手の親指だけがどうしても見つからなかった。
その親指を探しに行くっていう、「こっくりさん」的な儀式なんですが。(詳しくは本を読んでくださいな)
主人公を含めた小学生5人組がその儀式をやったあと、その中の一人が突然行方不明になるんです。
そして、7年後。20歳の成人式を迎える主人公達が、消えた仲間の失踪の秘密を解き明かすため再び親指さがしを始める。
そこから、始まるお話。


基本的にこの作家はあんまり文章うまくないみたいで・・(汗)
特に人物描写とかが薄いから、主人公を始め各登場人物に感情移入しずらしね。
この辺をしっかりしてれば、もっと・・・・ねぇ??あんなことになるんだし・・。
これはネタバレになるんですが、「箕輪スズ」という、まぁ「リング」で言う所の「貞子」みたいなキャラが出てくるんですが、この人の描写をもっとどんな人物かしっかり書いてれば怖さも増したんじゃないかなって思う。

でも、文章が簡単な分、一気に読めますよ。
もったいぶり方がうまいから、先読みたくてしょうがなくなり、どんどん読めちゃいました。
二日もあれば読み終わるっしょ。

だから普段あんまり本を読まない人にはオススメなんじゃないかな??
逆に普段沢山本を読んでる人には、ちょっと物足りない感じがするかもね。
「親指さがし」っていう発想がよかっただけに。

小学生でも読める簡単な小説(笑)

ちなみに来年、三宅健主演で映画化されるそうです。
三宅健・・・V6の・・・鼻声の・・・・どうなるんでしょう??(笑)
あんまり見たくないかも。

【親指さがし / 山田悠介】幻冬社文庫
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人は死ぬ直前に何を思うんだろう。

例えば自分が末期の癌になって余命半年の宣告を受け、医者からも見離されたとしたら。
その残りの半年をどうやって過ごすだろう。


このお話をネタバレしない程度に簡単に言うと・・・。
主人公が働いている病院には一つの噂がある。
「もうすぐ死んでしまう患者の前に、願い事を一つだけ叶えてくれる人が現れる」
その噂をひょんな事から主人公が請け負うようになるのね。
そうやってもう時期死を迎える患者さんたちの願い事を叶えていく、って話。
設定と主人公が同じのままの4話オムニバスです。


これは意外に深いよ。
「死」ってのは人間に平等に訪れるものじゃない?
みんなもいつか死んじゃうわけですよ。もちろん俺もね。
普通の人にはそれは突然やってくるのに、一部の人達には「余命」って言葉でやってくる。
もってあと半年。とか、一年とか。
あと半年で自分が死んでしまうってわかったら、俺は多分荒れるだろうな(笑)
怖いじゃん。少なくともあと半年で自分が死んでしまうのをわかったまま生きるのって。
でも、この話の登場人物はそれぞれにちゃんと死を受け入れて生きてる。
うん・・・・なんていうんだろう・・・・うまい言葉が見つからないや。
とりあえず興味のある人は読んでみて(苦笑)

俺は何をお願いしようかな。
死ぬ前に一つだけ叶う願い・・。
みんななら何を願う??
もちろん、叶えてくれる人は生身の人間だから、「死にたくない」とかそういうのはダメね。
って、俺お風呂に入りながらずっと考えてたんだけど、全然ダメ。
欲が深いのかなぁ??(笑)一つに絞りきれなかったよ。


俺は死ぬ直前に何を思うんだろう。
最後に誰に会いたいと願うんだろう。

・・・誰に居て欲しいんだろう。。

そんなことを考えさせられた一冊。

【MOMENT / 本多孝好】集英社文庫

MOMENT.jpg


引っ越してから通勤時間が往復2時間になった。

これは絶好のチャンス。
本を読もう。芝居をやってる時なら台本を読む時間。
電車の中って意外に集中出来る。

今回読んだ本は、故・野沢尚の「殺し屋シュウ」
野沢尚原作のドラマは何度か見た事あったけど、本を読むのはこれが初めて。

内容をネタバレしない程度に話すと、
ひょんなことから父親を殺してしまった主人公・シュウが殺し屋に育て上げられ、裏の仕事を始めるって話。
全7章のオムニバスになってます。
各章ごとにターゲットと銃が変わるんです。
シュウは一度殺しに使った銃は2度と使わないってポリシーがあるんすわ。
毎回違う銃が出てくるから、銃マニアにはたまらないんじゃないかな。
おいらは全く詳しくないので、全然想像出来なかったけど(笑)

シティーハンターと蘇る金狼を足したような話です。

基本的にはハードボイルドなんだけど、あんまり男臭いどろどろした感じがないんです。
それは多分シティーハンター的部分で、殺す側と殺される側の心情、理由がちゃんと書かれてるからじゃないかな。
ただ単に悪い奴らを成敗するってだけじゃないんですよね。
そして、自分が手に掛けた人をちゃんと想ってやるんですよ。
その時軽く自己嫌悪に陥ったりする人間的な主人公がとてもリアル。
あとは、暗殺者と書いて「ヒットマン」って訳すじゃない?
それをこの物語では「シューティスト」って表現を使うんだよね。
そういうのも、細かいことだけど俺は好きなんだな。

おいらのオススメは第三章「シュートミー」
これのターゲットが椎名ゆかってアーティストなんだけど、俺の頭の中ではモロ、中島美嘉にあてはまってさ、中島が撃たれるとこ想像してた(笑)

最終章の展開はちょっとバレバレだったけど、今までは殺すのを多少躊躇ったりしていたシュウが、初めて怒りを見せ本気になった時。
劇的なオチじゃないけど、面白かったな。


久しぶりに面白い小説読んだよ。
こういうのを元に映画作ったら面白いかもね。


【 殺し屋シュウ / 野沢尚 】幻冬社文庫
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